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着物の文様ってどんな意味があるの?分かるとますます和装が着たくなる!

前回は着物に入っている柄の意味をお伝えしましたが、今回は『繰り返し文様』である
有職文様(ゆうそくもんよう)と呼ばれるものの意味合いをお教えします!
生地に入っている織りものの特色を活かした柄の意味を知ると、ますますお着物への 興味が沸きますね。

紗綾型(さやがた)

中国から伝えられた卍(まんじ)を繋ぎ合わせた文様の事。
連続して続く模様で、縁が長く広く続くことを願う意味。
着物の生地の地紋(じもん)にもよく使われてます。
白無垢や色打掛の下に着る掛下にはこちらの模様が入っています。

紗綾型(さやがた) 紗綾型(さやがた)

亀甲(きっこう)

カメの甲羅に似ていることから長寿の意味もあります。
亀甲の中に菊や菱を入れて華やかにしたものが多い。

亀甲(きっこう) 亀甲(きっこう)

唐草(からくさ)

つるが伸びていくように、物事が進展し永遠に続くという意味合いがあります。
菊や牡丹などを組み合わせているものが多い。

唐草(からくさ) 唐草(からくさ)

七宝(しっぽう)

一つの輪を上下左右に重ねて出来た文様で、永遠に続く象徴として『長寿』や『福』の意味を持ちます。

七宝(しっぽう) 七宝(しっぽう)

青海波(せいかいは)

中国青海省にある『青海湖』がこの文様の起源だそうです。
青海は最も静かで穏やかな湖だそうで、穏やかな日々を喜ぶという意味があるそうです。

青海波(せいかいは) 青海波(せいかいは)

麻の葉(あさのは)

麻の葉は6つのひし形を1枚の麻の葉に見立て、それを繋ぎ合わせた文様。
シンプルで飽きのこないことから人気のある文様の一つです。

麻の葉(あさのは)) 麻の葉(あさのは)

続き柄として、長い繁栄を意味している『有職文様』。
地紋はそこまで目立つ要素ではないかもしれません。

ただせっかく日本伝統の婚礼衣装を身にまとうならば、意味を持って着られると愛着がわきますよね。

こだわりを持って選んだ婚礼衣装への愛着は、記憶にしっかりと残るものとなること間違いないです!

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